宿題の効果とは!?~藤枝市で開業した生きるチカラ塾~

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毎日毎日、日本の子供は宿題に追われています。

結論から言いましょう。宿題自体に効果なんてないです。いや、昔はあったのかもしれません。しかし、今はないのです。​自分で教材を用意したり、仕事が忙しかったりして、自分の子に勉強を教える時間がない。でも子供には勉強して欲しい。そんな保護者の思いを汲んで今学校は宿題を出しています。宿題が少ないとクレームを言う保護者がたまにいますが、学校に宿題を出す義務はないので、親切心でやっていることを知っておいて欲しいです。

余談ですが、そもそも宿題をチェックするのに先生たちはどれほどの労力を割いていると思いますか。きちんとやってきてくれればチェックは割とすぐに終わりますが、そうでない子もいるので、休み時間や放課後を使って指導するのです。本来の休憩時間を宿題チェックに割り当てているのです。ですから、宿題は先生たちにとってかなり負担になっています。長期休み明けの大量の宿題チェックなんて最悪です。

話を戻します。宿題自体に効果はないと言いましたが、私の実体験からこの結論に至りました。書き取りの宿題(漢字練習)を例に挙げると、だいたいどの学校も毎日範囲を指定して1ページ書き取りの宿題を出しています。理由として、習った漢字を覚えて欲しいからです。そして、自主勉として2ページ以上やってきた子にはスタンプやシールをあげたりしてその子の努力を見える形で認めてあげる先生もいます。認められた子は嬉しいので、もっと頑張ります。そして、数回練習してから、10問テストを行います。すると点数はどうでしょう?自主勉として何ページも何ページもやった子の点数はよく、毎日決まったページ数しかやっていない子の点数はあまりよくない。そう思いますか?

現実は違います。ページ数を多くやった子が点数を取れるとは一概には言えないのです。では、どんな子が点数が高いのかというと、一画一画とめ、はめ、はらいを意識して丁寧に書いた子の点数が高いのです。そういった子は書き取り1ページに20~30分かけます。逆にテストの点数が低い子は雑にやる子です。とにかく早く宿題を終わらせようと雑にやれば頭に記憶されるはずがありません。同様に、たくさんやる子もそうです。たくさんやることを目標にしてしまうと、とにかくページ数を埋めることに満足感を得てしまい、漢字を覚えようという方向に頭は働きません。その結果、たくさん書いたのに漢字が覚えられない。だから僕は漢字が苦手なんだ。もう嫌だ。という負のスパイラルに陥ってしまうのです。そんな生徒を何人も見てきました。

その子の時間だけを奪って嫌な思いをさせて、なのに効果が薄い。しかもやってこないと怒られる。チェックも大変。と今のところいい点なんて1つもありません。強いて言えば保護者が助かると言いたいところですが、保護者面談で話を聞くと宿題が原因で子どもと喧嘩になると多くの人が言います。

まだ宿題は必要ですか?中には、「宿題の文化がある国は少ない。だから日本も出さなくていい。」と外国と比べる方がいますが、環境も思考も違うので、その点に関しては私は何もいいません。ただ、事実として、宿題によって学力の定着をはかることはできないのです。

結局人間はやらされていると感じることに対しては高いパフォーマンスを発揮できません。

学力の定着をはかるための宿題を出したいのであれば、一人一人のニーズに合った宿題を出さなくてはいけません。しかし、それをやろうとすると先生たちは授業作りをする時間がなくなってしまいます。それでは本来の業務がおろそかになってしまうため、現実的ではありません。

そこで私たち塾の出番です。当塾では、宿題が欲しいという保護者の方へお子さんに合った効果的な宿題を考えて出しています。必要ないと考える方へは宿題を出しません。

まずは1度ご相談ください。

生きるチカラ塾 吉永 080-6658‐8409

 

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