INFORMATION

会社名

生きるチカラ塾

郵便番号

426-0037

住所

静岡県藤枝市青木2丁目31番目2号

電話番号

080-6658-8409

代表者名

吉永光

営業時間

9:00~22:00

定休日

年中無休

ACCESS

426-0037

静岡県藤枝市青木2丁目31番目2号

塾長の想い

私が考える生きるチカラ

 こんにちは。塾長の吉永光冶と申します。

 まずは、このHPを開き、私の想いをご覧いただいていることに対して深くお礼申し上げます。ここでは、私の教育に対する思いと、塾を開くに至った理由をお話しさせていただきます。長くて読みづらいとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 さて、急ではありますが、オックスフォード大学の准教授曰く、AIの発達により20年後には今の仕事の47%がなくなるそうです。

つまり、予想のできない変化が激しい未来が待っているということです。そうした未来を生き抜くためには、自ら思考力を働かせ、失敗と成功を繰り返しながらも決してあきらめずに目標に向かって進んでいく力が必要であると考えました。これがまさに私の考える生きるチカラであります。

元教師という強み

①「教材研究」を通して一人ひとりに合わせたカリキュラムを考案。

②学校の1日、1年間の流れを把握しているから、子どもに寄り添った指導ができる。

③数多くの児童生徒を見てきた経験から、どんな性格のお子さんにも対応可能。

④いじめ、不登校、発達障害など様々な問題や課題を経験し、乗り越えてきたことから、生徒や保護者の教育に関する悩みや学校に対する悩みなどに対してアドバイスができる。

など、たくさんの強みがあります。以下、詳しく書かせていただきました。良かったらお読みください。

 

 ①教師になると、1クラスに1冊ずつ「赤刷り」と呼ばれる授業の仕方や流れが書かれた本が配られます。ですが、その本の流れ通りに授業をする教師はあまりいません。なぜなら、目の前にいる生徒たちの実態に合わせて授業を行う必要があるからです。そのため、赤刷りを参考にすることはあれど、授業を組み立てる際には、子どもたちにつけさせたい力とクラスの実態の把握、指名する順番、効果的な資料の作成など、様々な準備を毎日行います。また、1時間の授業を考えるだけではなく、1単元の流れを見通して学習計画をたてます。あえて授業の順番を入れ替えたり、問題の難易度を上げ下げたりしてクラスの生徒の実態に合わせた授業を行うのです。これらを「教材研究」と呼びます。私はこの「教材研究」を塾生一人ひとりに行います。その子の性格、思い、習慣などから一人ひとりに合わせたカリキュラムを組み立て、指導していきます。1度カリキュラムを組み立てたからといって、そのカリキュラム通りに指導し続けることはありません、常に、その子に合ったよりよい指導法を模索していきます。

 

 ②学校の流れを把握していることで、忙しい時期や余裕がある時期が分かります。例えば、5年生は、2月ごろが1番忙しくなりがちですし、6年生は修学旅行前がもっとも気持ちがふわふわしています。行事で学校がバタバタしている分、勉強はおろそかになりがちですので、塾ではより集中して指導をします。気持ちがふわふわしているときは心ここに非ずの状態なので、ゆったりと指導することも考えられます。

 

 ③勉強が好きな子もいれば、嫌いな子もいるし、内気な子も活発な子もいるなど、学校には様々な個性の子がいます。クラス担任は子供の個性を尊重しつつもクラスとして1つにまとめていかなければなりません。そのため、様々な子に対する対応の仕方、声かけの仕方を学びます。

 

 ④学校に勤めていると毎日様々な問題に出会います。その都度、学校長や主任と相談し、解決方法を考えていきます。また、学校では、他の学年やクラスで起こったことも場合によっては共有されることがあるので、本当に、本当にたくさんの問題を知ることになります。そのため、自然と経験が積み重なってきます。その経験を活かして、私なりのアドバイスをすることはできます。

勉強って大切?

 結論から言いましょう!もちろん大切です!それは学校の勉強だけでなく、人との付き合い方も勉強の1つであり、働くスキルを身につけることも勉強です。そういった意味では失敗だって勉強です。つまり生きている限り、世の中は勉強だらけなのです。

 お金を払って塾に通わせるからには、成績をあげたいと考えている保護者の方がほとんどでしょう。そのお気持ちよくわかります。ですが、お子さんの将来を考えたときに、それだけで本当にいいのでしょうか?

当塾では、成績をあげることはもちろんできます。しかしそれだけでは私が満足できません。私はもっと将来のこと、つまりお子さんが社会に出たときに活躍できるように子供の内から「考えるチカラ=思考力」も育てたいのです!後に出てくる「実体験から気づいたこと」でもあるように、成績をあげることで思考力もあがるということは残念ながら少ないと考えています。しかし、逆は存在します。思考力をあげれば成績は上がってきます。なぜなら、考えるチカラが身についた子はなぜ勉強しているのかを自分で見つけられるからです。また、考えるチカラがついた子は大なり小なり自分なりの目標をもつことができます。その目標をクリアするために試行錯誤します。試行錯誤していくことでさらに考えるチカラが育まれ、よい循環を生みます。こうなってくれれば親としてはとても嬉しいですよね!自慢の子になるでしょう。

 当塾では、成績をあげることはもちろんこと、考えるチカラ=思考力の育成を図ります。そうして、自ら学ぶ子の育成を目標とします。類は友を呼ぶという言葉がありますが、自ら学ぶ子が集まれば、互いに良い刺激を与え、考えるチカラの育成はさらに加速していくでしょう。

当塾で一緒に勉強しませんか?

実体験から気づいたこと

 私の実体験になりますが、小学生の時は大手の塾に通い、中学生の時には一斉授業スタイルの塾へ通っていました。

 小学生の時は与えられたプリントをひたすら解き、中学生の時は与えられたテキストを一生懸命解き、塾講師の授業を一方的に聞いているだけでした。真面目に勉強に取り組んでいたおかげで学校の成績はかなり良く、県で一番偏差値の高い高校に入学しました。良い高校に入ったし、勉強の心配はないだろうと思い塾を辞めました。しかし、そこからが地獄でした。

 今までは、勉強法なんて自分で考えこともなくただ言われたことをこなしてきたのに対し、塾を辞めてからは誰も勉強の仕方を教えてくれません。私はみるみるうちに成績が落ちていきました。そして、「成績が落ちる⇒自信がなくなる⇒勉強が嫌いになる」の負の連鎖が始まったのです。知識を与えられれば確かに成績は上がります。しかし、大事なのは知識を与えることではなく、考えるチカラを養うことなのです。

腹ペコの人に魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えてあげることが大事なのです。

 また、勉強をしていてこんなこともありました。解けそうで解けない問題に頭を抱えていると、それを見かねた先生が「こうすればいいよ」と急に教えてくれたのです。一見親切に見える行為ですが、私はそのとき「えっなんで勝手に答え言っちゃうの?!せっかく考えていたのに!もうやる気なくした…」と感じたのです。教えた方は悪気があるわけではなく、むしろ困っている人を自分が持っている知識で助けたいという良い感情でしょう。

 ゆえにそれが実は人の考えるチカラを妨げていることに気付きにくいのです。以上長々と語りましたが要約すると、『目標もなくただ勉強をやらせても考えるチカラは伸びない。』『大人のお節介ほど余計なものはない。』のです。

生きるチカラを育むうえで重要なこと

 では、逆に、考えるチカラが働いているときはどんなときか考えてみました。

 その結果、自身の経験をもとに2通りあると気付きました。

 1つ目は、かなりの窮地に追い込まれたとき、そして2つ目は自身が夢中になれるものや具体的な目標に向かって取り組んでいるときです。

私はこの2つ目に着目し、興味があること、夢中になれること、具体的な目標に向かってとことん追求できる環境づくりが子どもの生きるチカラを育成するうえで最も重要ではないかと考え、教師を退職して塾を立ち上げることにしたのです。

 この環境づくりというのは、静かな環境や必要な設備を整えるといった物理的な面だけでなく、子どもが自分だけの力ではどんなに頑張っても解決できない問題に直面したときや、立ち直れないほどにくじけてしまいそうになったときに言葉をかけたり支援したりといった精神的なものも含まれます。

 子どもの時から興味のあること、夢中になれること、自身で掲げた目標を追及し、考えるチカラを鍛えてきた子はきっと、これから先に待ち受ける困難に対しても筋道をたてて自分なりの解決法を見出し、豊かな人生を歩んでいくことができることでしょう。

 これが私の考える塾の理念です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。