
学校に行く意味ってあるの?そう聞かれたらあなたはなんて答えますか?
もちろんあるよ!と答える人もいるでしょうし、う~ん…あんまりなかったかなと答える人もいるでしょう。人によって感じ方の違いはあるのでどちらが正しいということは難しいと思います。
さて、なんでこんなタイトルにしたかというと、昨日深夜に私が好きなゲームの実況をYouTubeで見ていたら、ある配信者が「学校で勉強したことなんて何の役にも立たないよ。本当に役に立たない。だから学校には勉強しにいくというよりは、学ぶ姿勢を学ぶために行くんだよ。」と言っていました。
これはこれで1つの意見なので否定するつもりは全くありません。むしろ共感できるところがあります。私は職業柄、たまたま勉強して得た知識を活かせていますが、ほとんどの方はそうではないでしょう。2次方程式、因数分解、漢文のレ点、等加速度直線運動…etc…勉強していた当時は必死に覚えたのに、まさか社会に出て全く使わないとは!あの苦痛の時間は何だったんだ!時間を返せ!と思う方もいるかもしれません。
その気持ち、めっっっっっちゃ分かります!!!だってその時間を自分のしたいことに費やした方が将来につながるかもしれないですよね!!
そうなるとなんのために学校へ行くのでしょうか。私は、「人付き合いを学ぶため」「多様な意見や考え方に触れることで自分の視野を広げるため」「自分の好きなことを見つけるため」「なぜ勉強が大切なのかを自分なりに解釈するため」に行くのではないかと考えています。これはあくまでも私一個人の考えなので、押し付けるつもりは一切ございません。
でも考えてみて欲しいのです。学校に行く意味があると思う人もそうでない人も、学校に通ったからこそそういった考えにたどり着いたわけで、学校に全く通わなかったらそんな考えすらもてなかったでしょう。
とはいえ、座学で学んだことが社会では使われないことが多々あることも事実!そこで私は、もっとキャリア教育に力を入れるべきではないかと考えています。将来どんな職業に就くかはその人次第ですが、自分が知らない仕事を知ることは間違いなく人生の選択肢が広がるし、明確な目標を早い段階からもって努力する子も増えるかもしれません。小学校中学年からどんどん取り組むべきです!(※個人の意見です)
自分の将来を見据えて努力することがまさに生きるチカラにつながるのではないでしょうか。